こんにちは。セロリと申します。
音楽や動画、書類など……データの保存で使うCDやDVDといったディスク類は、保管スペースを大きくとってしまうのがネックですよね。
しかも今は、データの保存先もさまざまな種類があり、CD/DVDを使用する機会は減ってきている気がします。
私もかさばることが気になりつつも、慣れたデータ保存方法だったので、CD/DVDをバックアップ先として使い続けていました。
でもあるとき、未使用のCD-Rが底をついたことをきっかけに別の保存方法に変えようと思い、たくさんのディスク類を処分することに。
今回は、私が実際にやったCD/DVDの処分のやり方と、新しいデータ保存先についてご紹介します。
かさばるCD/DVDの全捨てを決行
私は、主にパソコンのデータのバックアップ先としてCD-Rを使っていました。
ですが、使っていたCD-Rの容量は1枚700MBなのでどうしても枚数が増え、保管スペースも大きくとる必要がありました。
しかも厚み5mmほどのプラスチックケースにCD-Rを1枚ずつ入れていたため、余計に場所をとってしまうことに。
不織布の薄いケースに入れていたこともありましたが、盤面が傷つく可能性があると聞いてから、プラスチックのケースに変更しました。
「もういい加減、別の保存方法に変えるべきでは?」と思い、いったんパソコンにデータを移してから、CD/DVDをすべて処分することに決めました。
CD/DVDの処分のやり方
私が持っていたディスク類は、CDが9割、DVDは1割ほどでした。
あらかじめ処分方法や注意点を調べてから、実際にやってみたのでご紹介します。
CDとDVDは構造に違いがあるため、処分のやり方も少し異なります。
ディスク類の素材に有害物質が含まれている可能性があるため、粉塵などを吸い込まないよう、作業の際はマスクの着用をオススメします。
CDの処分のやり方
CDの処分には、カッターとガムテープを使います。
【CD処分の手順】
- CDの表面(ラベル面)にカッターで数カ所傷をつける
- 傷の上にガムテープを貼り、思い切り剥がす
できれば布製のガムテープの方が、粘着力が強くて作業がしやすいと思います。
▼ CDは表面と裏面がありますが、カッターで傷をつけるのは表面(ラベル面)になります。
キラキラしている裏面を傷つければいいのでは……とつい思ってしまいますが、データが保存される『記録層』は表面にあることを、実は最近知りました。
かつて裏面に傷をつけて処分していたことがあります……;
① CDの表面(ラベル面)にカッターで傷を数カ所つけます。
このとき、できるだけ強めに力を入れて切れ込みを入れておくと、あとで記録層を剥がしやすくなります。
▼ 裏面から見ても、傷がついていることが分かります。
② カッターの傷の上から、ガムテープをしっかり貼り付けます。
③ ガムテープをべりっと剥がすと、記録層も一緒に剥がれます。
▼ 記録層が剥がれたあとのCDはプラスチックの板状態で、奥にかざしたカッターが透けて見えます。
裏面を傷つけていたときは、このプラスチックの板に傷をつけていただけで、記録層にはノーダメージだったことをこのとき思い知りました。涙
記録層が剥がれてしまえば、あとはお住まいの自治体の分別方法に従ってゴミに出すだけです。
DVDの処分のやり方
DVDの処分では、カッターだけを使います。
【DVD処分の手順】
- DVD側面の2枚重なっている部分の隙間にカッターの刃を差し込む
- そのままカッターをぐるりと一周させる
- 2枚に分割される
▼ DVDはCDとは構造が異なり、2枚のディスクが貼り合わさって2層になっている状態です。
① 貼り合わされている隙間にカッターの刃を差し込みます。
カッターの刃で怪我をしないように十分気をつけてください。
② 差し込んだ状態でそのままカッターをぐるりと一周させます。
③ 2枚に分割されました!
この状態でゴミに出す前に、念のため2枚とも割っておくと、より安心かなと思います。
▼ 特にキラキラした面は、手で軽く力を入れるだけで簡単に割れます。(※怪我に注意)
あとはCDのときと同様に、住んでいる地域の分別方法に従ってゴミとして出せば完了です。
専用のシュレッダーで処分する
もうひとつ、専用のシュレッダーでCD/DVDを処分する方法もあります。
カッターで傷をつけたり、分割したりする必要がないので怪我の恐れはほぼありません。
でも、CD/DVDの処分のためだけに専用シュレッダーを購入するのはもったいないですよね。
私の家には、たまたまCD/DVDにも対応しているシュレッダーがありましたので、参考までにご紹介します。
① ディスク専用の差し込み口にCD/DVDを入れると……
② こんな感じで、スパッと4分割された状態になります。
4分割にできるのは、シュレッダーならではですね。
▼ かなりコンパクトなシュレッダーも……!
自治体の分別方法に従ってゴミに出す
地域によって分別方法が異なるため、自分が住んでいる自治体のルールに従ってCD/DVDを処分しましょう。
また、CD/DVDをカッターで傷をつけたり、割ったりした場合は、細かな破片や粉塵が飛び散っている可能性があります。
怪我や吸入の恐れがあるので、処分後はきちんと掃除しておくことをオススメします。
コンパクトなデータ管理へ
今回私はデータのバックアップ先を、CD/DVDからUSBメモリとオンラインストレージに移行しました。
- オフライン→USBメモリ
- オンライン→Googleドライブ
……という感じで、二重にバックアップをとっています。
オンラインストレージ(Googleドライブ)は便利ですが、万が一ネットに繋がらない状態になると、データにアクセスできなくなる……というデメリットがあります。
そのため対策として、USBメモリも併用することにしました。
USBメモリ1本で省スペースに
USBメモリはあまり使い慣れていないため少し不安でしたが、パソコンに差し込むだけで使えるので、今さらながらその便利さにびっくり。
そしておよそ2cm×6cmというコンパクトなサイズの中に、CD/DVD30枚分のデータが余裕で入ります。(※32GBのUSBメモリの場合)
CD/DVDを保管していたときは、机の引き出し一段分をディスク類が占めていましたが、USBメモリなら場所もとらずスッキリです。
もっと早く使えばよかったです。
慣れない方法は不安もあるけどやってみる
もう一つのバックアップ先であるオンラインストレージには、いろいろな種類があって、どれにしようか最初は迷いました。
でも私はもともとGmailを使っていることもあって、Googleドライブを選択。
15GBまで無料で使えるのも、決め手のひとつでした。
オンラインストレージの利用は初めてで不安もありますが、とりあえずやってみよう!ということで使ってみて、何かあればそのときにまた考えようと思っています。
何事も実際にやってみないと分からないことってありますよね。
CD/DVDを処分してスッキリしよう
ずっと気になりつつも、そのままにしていたCD/DVDの全捨てを決行しました。
30枚ものディスク類をすべて処分したので、とても分かりやすくスッキリできました。
またカッターやガムテープといった、普段から家にあるものを使って手軽に処分作業ができたのもスムーズな全捨てに繋がったと思います。
バックアップ先を使い慣れないものに変えた不安はまだ少しありますが、データ管理をコンパクトにできたことで達成感があります。
少しずつ慣れていけたらな〜と思っています。
この記事が、たくさんのCD/DVDの処分に悩んでいる方の参考に少しでもなりましたら嬉しいです(^^)