こんにちは。セロリと申します。
古くなった衣類やタオルを、有効活用してから処分したい……と考えている方は少なくないのではないでしょうか?
使いやすいサイズにハサミでカットし、雑巾の代わりに使い捨てできる『ウエス』にして、家のさまざまな場所を掃除するのがオススメです。
この記事では、ウエスに適した生地の素材や作り方、ウエスのメリットやデメリットについてご紹介します。
ウエスは掃除に欠かせないアイテム
私はウエスを常備していて、普段の掃除に使っています。
中でも特に、キッチンの油汚れや窓枠のカビなど、強い汚れの掃除にウエスは欠かせません。
雑巾と違って繰り返し洗う必要がなく使い捨てできるので、汚れが強い場所の掃除にピッタリです。
私は色褪せやほつれなどで古くなった服やタオルをウエスにしています。
少ない服で生活していると、その分生地の劣化や傷みも早いため、定期的にウエス作りをしています。
ウエスに適した生地の素材は?
古い衣類をウエスにしている……とは言ったものの、どんな生地でもウエスにできるかというとそうではありません。
特に、ウインドブレーカーやアウトドアウェアなどに使われているナイロン生地は、汚れを吸着しにくいためそもそも掃除に向いていないかと思います。
ウエスでの掃除を続けてきて、私が特に使いやすいと感じた生地の素材についてご紹介します。
40代ミニマリストのオススメのウエス素材
- 綿素材
- タオル
- フリース
掃除での使いやすさを考えると、この3種類になります。
綿素材
Tシャツやタンクトップなど、綿が多く使われている衣類は、ウエスとしても優秀です。
基本的に水で濡らしてから使っていますが、汚れを取りやすく、拭いたあとのホコリも残りにくいのでストレスがほぼありません。
ウエスにするときも、綿素材の生地はハサミが入りやすくスムーズにカットできます。
タオル
吸水性が高いタオルは、ウエスとしても重宝します。
糸くずが出にくいので、カットするときは手でちぎるのがオススメですが、ハサミよりも少し手間はかかるかと思います。
それでもタオル生地のウエスは使いやすく、濡らしても乾いたままでも快適に使えるのでお気に入りです。
フリース
ウエスを作り始めたころ、「フリースなんてウエスとして使えるかな?」と思い、当初は躊躇していました。
でも一度ウエスにして使ってみると、フリースはとても優秀なウエスでした。
後述しますが、乾いた状態で使うことでホコリや髪の毛などの汚れをしっかり取り除いてくれます。
処分予定のフリースがある方は、ぜひウエスにして掃除で使ってみて欲しいです。
フリースのウエスが便利すぎて、捨てる予定のフリースはないか家族に定期的に聞いています。笑
ウエスのメリット&デメリット
そんな便利なウエスですが、作るときや使うときに感じるメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
メリットは下記の2点です。
使い捨てなので洗う必要がない
雑巾の場合は、汚れたら洗う必要があります。
そのため、拭き取る汚れも軽めのものに限られることが多いです。
その点ウエスは使い捨てできるので、洗う手間や汚れの度合いを考えずに使えて便利です。
油汚れやカビなどの強い汚れにも遠慮なく使える
ウエスは基本使い捨てなので、遠慮なく使うことができます。
油汚れやカビなど、直接触りにくかったり雑巾のように洗い流すのに躊躇する強い汚れに対しても、思い切りよく使えるのは大きなメリットです。
デメリット
デメリットは下記の1点です。
カットするときや使用中に糸くず・繊維くずが出る
綿素材でもタオルでもフリースでも、ハサミでカットすると糸くずや繊維くずが少なからず出ます。
また、掃除の最中でもポロポロとくずが落ちることが多いため、掃除の最後に糸くずや繊維くずを片付けたり掃除機をかけたりする必要があり、少し面倒に感じるかもしれません。
タオルは手で引っ張るようにちぎると、ハサミでカットするよりも糸くずなどが出にくいです。
それでもメリットの方が大きいと私は感じるので、ウエスを使い続けています。
ウエスの作り方
まず、ウエス作りで使うハサミは、衣類用の裁ちバサミを使います。
普通のハサミだと生地をカットしづらく、手も痛くなりやすいので、裁ちバサミは必須です。
100円ショップで売っているので、手軽に手に入ります。
私はセリアで購入した裁ちバサミをずっと愛用しています。
綿素材のウエスの作り方とコツ
Tシャツやインナーなどで多く見られる綿素材は、ハサミが入りやすく、ウエス作りもスムーズにできます。
▼ Tシャツの生地にハサミを入れていきます。
▼ だいたいこのような感じにカットします。
▼ 身ごろ部分は横長にカットするのがオススメです。
▼ 掃除の際、雑巾のようにたたんで使うためです。
たたんで使うことで、頻繁にウエスを交換しなくて済むので掃除が捗りやすい気がします。
コツ:生地が厚手の襟ぐり部分は巾木掃除に便利
Tシャツの襟ぐり部分も、掃除で使います。
襟ぐり部分は、巾木などの狭い部分の掃除にちょうど良く、しっかり汚れを拭き取ってくれます。
タオルのウエスの作り方とコツ
タオルのウエスは、個人的に1番使いやすいと思います。
そう頻繁に古いタオルは出てこないので、たまにウエスにできるタオルが出てくると嬉しかったり。笑
使うときもなるべく少しずつにして、在庫がなくならないように気をつけています。
▼ タオルは始めの硬い部分にハサミで切れ目を入れます。
▼ これくらいの切れ目でOKです。
▼ その後は切れ目を開くように手でタオルをちぎっていきます。
▼ どんどん引っ張ってちぎっていきます。
▼ 最後の硬い部分をもう一度ハサミでカットします。
▼ カットできました!
コツ:タオルは手でちぎってカットする
タオルの場合、最初から最後までハサミでカットしてしまうと、糸くずや繊維くずが大量に出てしまいます。
また、いざ掃除で使うときもポロポロとくずが出やすいため、ウエスとしてカットするときは手でちぎるのがオススメです。
手でちぎることで糸くずなどが出にくく、ストレスなく掃除に集中できます。
フリースのウエスの作り方とコツ
フリースも綿素材同様にハサミでカットできます。
綿素材に比べて、少し力を入れる必要がありますが、案外カンタンにカットできます。
コツ:フリースは濡らさず乾いた状態で使う
フリースは吸水性が低いため、掃除では濡らさずに乾いたままで使うのがオススメです。
特にホコリや髪の毛などを一瞬で吸着してくれるので、フリースのウエスはとても重宝します。
▼ フリースを汚れに軽く当ててサッと拭くだけで……。
▼ ホコリがたくさん取れました!
▼ ホコリまみれだった部分が綺麗になりました。
ウエスにできるフリースも、頻繁には出てこないので大事に使っています。
ウエスを上手に利用してスッキリしよう
私は年に1〜2回、衣替えの流れでウエス作りをしています。
できあがったウエスは、上の写真のように紙袋に収納して、クローゼットや洗面所下に収納しています。
古くなった衣類やタオルをウエスにして、掃除で有効活用してから処分すると、部屋も心もスッキリできます。
この記事が、ウエス作りに悩んでいる方の参考に少しでもなりましたら嬉しいです(^^)