こんにちは。セロリと申します。
2011年の東日本大震災をきっかけに少しずつ服を減らし始めて、それまで150着以上あった服が今では24着になりました。
24着までに減らしたことで、服で溢れていたときにいつも感じていたストレスがなくなりました。
物理的にも精神的にもゆとりが生まれて、今はとても快適に過ごせています。
- 「たくさんあるのに着る服はいつも同じ……」
- 「服でぎゅうぎゅうのクローゼットを何とかしたい」
以前は私も、このような悩みが常にありました。
この記事では、どうやって服を減らしたのか、服を減らしてどんな効果があったのかといったことをご紹介します。
服を減らしたい、クローゼットを片づけたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。
現在持っている服は24着
片づけ始めた当初は服が150着以上ありましたが、少しずつ減らし、現在はクローゼットの半分にすべての服が収まるようになりました。
クローゼットの半分にすべての服が集結
(↑現在の私のクローゼット)
服の他にも布団や家電、折りたたみデスクなども収納しています。
他に無印良品の収納ボックスの中に、部屋着用のフリースが2着入っています。
これらが私が持つ服のすべてになります。
アウターやトップスはハンガーに
今年5月頃の捨て活でハンガーを20本→10本に減らしました。
ちなみに減らした10本はメルカリで手放しました。
【10本のハンガーの内訳】
- ニトリのハンガー:5本
- イケアの木製ハンガー:4本
- パンツ用ハンガー:1本
上記の10本のハンガーにアウターやシワが気になるトップス、礼服をかけています。
パンツ用ハンガーはクリーニング店のプラスチック製のものをそのまま使っています……。
新調したいのですが、気に入ったものになかなか出会えず現在は保留中です。
Tシャツやインナー類は吊るす収納棚に
長袖や半袖Tシャツ、ジーンズやリラコなどのボトムス、その他こまごまとしたインナー類はニトリの吊るす収納棚の中に収めています。
5段中1段余ってしまったので、上から2段目をショルダーバッグ置き場にしています。
衣装ケースは処分
衣装ケースは今年の5月頃まで3つほど持っていたのですが、入れるものが少なくガラガラで「いらないかも」と思い、処分しました。
(↑嵩張る衣装ケースがあった場所に、他のものを置いても余裕があるのが嬉しいです)
処分方法はメルカリ売却&自宅で解体
3つの衣装ケースのうち2つは比較的新しめでキレイだったので、2個セットでメルカリに出品。
わりとすぐに購入していただけました。
残りの1つは30年以上使っていて変色や傷が目立っていたので、自宅で解体!
金属用のノコギリを使って、汗だくになりながらひたすらギコギコしました……。
(所要時間は1時間ほど)
時間も労力もかかりましたが、有料(500円)の粗大ゴミ行きを回避でき、不燃ごみの袋2つに収められたので達成感でいっぱいでした。笑
スムーズに服を減らすための3つのポイント
私は今まで、服を減らそうとしてもうまく進まなかったり、無理に減らして後悔したり……を繰り返してきました。
ですが以下の3つのポイントに沿って選別や仕分けをしてみたところ、スムーズに作業が進んだので、ご紹介したいと思います。
①1年着ていない服は手放す
1年、もしくはそれ以上の期間着ていない服は手放します。
「いつか着るかも……」と思ってつい取っておきがちですが、結局着る機会はほぼないことが多いので、思いきって処分します。
②プラスの気持ちが湧かない服は手放す
こんまりさん風に言うと『ときめかない服』です。
- 着ても(見ても)楽しくない
- マイナスの思い出がある
- この服を着る自分の姿がイメージできない
- 似合わなくなった
- 好みが変わった
などなど……。
プラスの気持ちになれない服は、持っていても気分が上がらないので手放しています。
③くたびれた服は問答無用で手放す
色褪せや変色、ほつれなど・・・見るからに消耗の激しい服は潔く処分します。
私は以前、こういった服を部屋着に降格していたこともあったのですが、今はしていません。
なぜならテンションが下がるから。
見るからにくたびれた服を着ると自己肯定感も下がる気がします……。
日々できるだけ穏やかな気持ちで過ごしたいので、始めから部屋着用として新品を購入しています。
「あ、この服くたびれてきたな」と感じるようになったらウエスにして、掃除に使ってそのまま処分しています。
処分が決定した服の手放し方は?
私の場合は、服の状態によりますが『メルカリで売却』か『ウエス』になることがほとんどです。
状態の良い服はメルカリ行き
(↑先述のハンガーや衣装ケースも出品しました)
ほとんど新品に近かったり、状態が良くなおかつ需要がありそうな服(ユニクロや季節ものなど)はメルカリに出品しています。
あまり利益にはならないことが多いですが、欲しい方に着てもらえるなら嬉しいので、積極的に出品しています。
メルカリでの売却は、できるだけ罪悪感なく服を手放したい方にオススメの方法です。
ウエス→掃除に利用する
メルカリに出品できない状態のものや、そもそも需要がなさそうな服はサクッとウエスにしてしまいます。
雑巾と違って使い捨てできるウエスは、汚れが強いところを掃除するときに特に重宝するので、何枚あっても困らないと思います。
服を減らしてどんな効果があった?
一気に24着まで減らしたのではなく、少しずつ何年もかけて今のこの状態になりました。
ですが、服を減らすたびに感じる効果や変化は、毎回共通している気がします。
- クローゼットが目に見えてスッキリした
- 選択肢が少なくなり服選びに迷わなくなった
- よく考えて服を買うようになった
クローゼットが目に見えてスッキリした
服が減ると、その服を収納していた家具やケース類も不要になります。
嵩張りやすい家具やケース類を処分すると、クローゼットに余白ができて、明らかに見た目がスッキリするのが嬉しいところです。
モノが少なく余裕のあるクローゼットは、見ているだけで気持ちもスッキリさせてくれます。
このスッキリ感を味わいたくて、意味もなくクローゼットを開けるクセがつきました。笑
そういえばクローゼットが服でぎゅうぎゅうだった頃は、現実を直視したくなかったのか、開けることはあまりなかった気がします。
今のクローゼットは物理的にも精神的にも、スッキリ感や癒しを与えてくれる存在になりました。
選択肢が少なくなり服選びに迷わなくなった
服の数が減れば、自然と選択肢も少なくなります。
「何を着ようか」「何と何を合わせたらいいか」と、服選びに迷う時間や気力が格段に減りました。
選べるほど服がないので当たり前ですね。
私はファッションにあまり興味がないので、何を着るか迷ったり考えたりする必要がなくなったことは、自分にとって大きなメリットだと感じています。
よく考えて服を買うようになった
服が減ったことで、自分が何の服を何着持っているかを把握できるようになりました。
そのため、新しく服を買うときは『確実に着るもの』を計画的に選べるように。
『何となく買ったけど着る機会がなく眠ったままの服』がゼロになりました。
『持っている服はすべて一軍』という言葉を聞いたことがありますが、まさにその状態になっていると思います。
服を減らして身軽になろう
服を150着以上持っていた頃は、その物量からの影響はもちろん、たくさんあるはずなのに活かせていないことにとてもストレスを感じていました。
今はピーク時の1/6の数の服で、ストレスなく快適に過ごせています。
「服はたくさん持っているべき」という固定観念が、無意識のうちにずっと頭の中にあったのかもしれません。
服が少なくても、意外と困ることはありません。
自分が思っている以上に、少ない服でも問題なく過ごせると思います。
服の捨て活を通して、物理的にも精神的にも身軽になりませんか?
この記事が少しでも、「服を減らしたい」「クローゼットを片づけたい」と思っている方の参考になりましたら嬉しいです(^^)